2019年11月24日「考えよう2020年問題」

皆さんこんにちは!

今週で11月が終わり、次の週はもう12月ですね、2020年はオリンピックが開催される予定で盛り上がりを見せていますが、色々な業界で「2020年問題」という言葉を聞いたりすることが多くなっていますね。

ということで今週は「考えよう2020年問題」というテーマでお届けしました。

■今種の知っとこワード

今種の知っとこワードは「ビックデーター」です。

ビックデーターとは、スマートフォンやインターネットを通した位置情報、行動履歴やホームページやユーチューブの閲覧、視聴に関する情報などから得られる趣味、嗜好などの膨大なデーターを指します。

■本編

2020年問題で大きく取り上げられているのは「不動産」「雇用」「教育」の3分野です。

●不動産

オリンピック終了後に不動産の価値が下落するのでは?と言われていますが私的には価値が下がる所もあれば上がる所もあるでしょうと言ったところが正直なところですね。台湾や中国の富裕層の方が投資目的でタワーマンション等を購入しその物件がオリンピック前後に売買され物件などの価値が下がるという見方もあります。確かにそうした物件は価値が下がるかもしれませんね。但しそうした物件は富裕層の人達が購入する物件なので普通のサラリーマンにはあまり影響は無いのではと思います。また、オリンピック会場の近くはインフラなどが整備され逆に価値が上がる物件も多くあるのではと思います。なので下がる物件もあれば下がる物件もあるということになると思います。あくまでも私個人の意見です。

実は不動産業界ではその後2022問題の方が注目されているように思います。

2022年問題とは、1991年都市部の農地の宅地化が進み都市部にある農地が無くなってしまうのではないかと問題になりました。そこで国は1991年都市部の一部の農地を「生産緑地」に指定し固定資産税や相続税の優遇措置を与える代わりに30年間の営農義務を課しました。

その30年を迎えるのが2022年になります。営農義務が解除されると農地以外での使用が可能になります。その場合は今支払っている固定資産税が30倍~80倍になると言われています。国の対策としては、農業を継続や市民農園にすれば固定資産税の10年間の据え置きなどといった対策案が出ていますが実際は世代交代で農業をやめる人や相続税の問題で売却する人が増えるのでは、今、生産農地が東京ドーム約3000戸分あると言われ予想では、そのうちの800戸分約3分の一が売りに出されるのではという予想をする人もいます。

当然土地代が高いので売却された土地で農業する人は無く宅地かが進み特に相続税対策に賃貸物件を建てる人が増え空き、人口減少も伴い空き家問題が進み賃貸物件の下落が起こるのではと言われています。

賃貸経営をされている方は万が一に備え対策を考えておいた方がいいのかもしれません。

●雇用

AIや機械の発達に伴い雇用も少なくなるのではと言われています。

昔駅の改札口にはカチカチとおとを鳴らし切符を切る駅員さんがたくさん並んでいました。

最近は自動改札口になり駅員さんは片隅のBOXに2・3人居る程度です。

又、最近のスーパーなどは、セルフレジも増え店員さんも少なくなってきましたし。

ガソリンスタンドやレンタルビデオ店もセルフのお店がずいぶん増えましたね。

10年後には人の知識を上回るAIが誕生し45年後には完ぺきなAIが誕生するともいわれています。

NHKの番組で日本のAIに今後の高齢者問題をどうしたら良いかと尋ねたところ「総合病院を無くせ」と言ったそうです。

AIは結果だけを総合的に結論として出すそうですが、なぜその様な結果になったのかは教えてくれません。

そこでNHKのバラエティー班が日本に最近、総合病院が無くなったところを追跡調査した結果、夕張市がそれにあたるとし調査した結果、総合病因果無くなって夕張市の高齢者の方が健康になっていることが解ったそうです。

なぜそんなことになったのか聞き取り調査をしてみると総合病院が無いので皆病気にならない様に健康管理にきを使う人が増えたそうです。

又、2020年になると団塊の世代ジュニアが50代に突入する、50代が一番給料が高いため費用が掛かるそのため雇用を渋る会社も増えてくるのではと雇用と年齢のひずみが懸念されています。

団塊の世代の方達が本格的に後期高齢者になり人口の30%を超えてくることになりIT・介護・医療業界等の一定な業界の人材不足になっていくことも予想されています。

●教育

民間試験の先送り、「大学入学共通テスト」2021年に変わる、マーキング式から記述式が入ってくるそうです。

国語では、80~120文字の記述式を用いて情報編集、まとめる力を判断するそうです。

又、数学では、図表・グラフ・計算式を記入する、英語では、4技能を評価、話す・聴く・読む・書くなどをテストに入れる事になるようです。

しかし採点者により点数が変わる等の問題がありまだまだ結論は出ないようです。

●斎藤千秋の健康キャラバン

冬を迎えるための体力作りについて教えて頂きました。

是非、ポッドキャストをお聞きください。

来週は「スポーツで国際交流」というテーマでお送りします。