2019年4月21日放送「幼児教育の未来を考える」

新時代に向けて未来を担う子供たちの未来を考えるテーマでお話しました。

皆さんは保育園と幼稚園の違いをご存知でしょうか?

保育園は、厚生労働省、幼稚園は、文部科学省で所轄が違います。

教える先生の免許も違います。保育士資格と、幼稚園教諭1種免許・幼稚園教諭2種免許になります。

保育園は、子供の生活の場というのが強く、基本的な生活習慣や集団生活で社会性を身に着けることを中心に、

幼稚園は、心身の発達を助ける教育施設で、保育園に比べ保育時間が短く保護者と過ごす時間が長いと思います。

また、教育の場という側面が強く先生の話を聞いたり、読み書きを習ったりする園も多いようです。

最近問題になっているのは認可外幼稚園の問題や保育園の企業主導型の問題です。

幼児教育無償化が10月から実施されますが、幼児教育無償化(保育料無料)となる児童は全員ではありません。

年齢や施設状況、認可、認可外、所得により上限が定められているため個人負担金が発生する場合があります。

いろんな意見があると思いますが、認可外保育施設は無償化にはなりません。そのため無償化になる保育・幼稚園に

希望者が殺到し無償化にならないところは園児の数が減り運営できないところも出てくるのではないでしょうか。

待機児童の問題は、ますます深刻化していくかもしれません。

番組では、このような問題の話もしておりますのでぜひポッドキャストをお聞きください。