2020年9月6日・13日「知っておこう防災知識」

皆様、こんにちは!

9月1日は防災の日なのですが・・・昨年は「防災フェア」にも参加したこの番組。しかし、今年は密にならない様に防災イベントが各地で自粛されています。でも、考えなくてはいけないことですよね。

今週と先週は「知っておこう防災知識」というテーマでお話しました。

まず、皆様に確認して頂きたいのは、TVなどでも再三言っているハザードマップです。

洪水、浸水、内水等の水害のハザードマップや津波、高潮、土砂災害等の地震に関するハザードマップ等様々なハザードマップが作成されています。

お住まいの市役所や区役所の危機管理課に行けば無料で配布されていますし、ネットでも確認する事も出来ます。

ハザードマップを確認して自分の自宅はどんな災害に合う可能性があるのかををまず確認してください。

浸水に関して3mの浸水の恐れがある場合は、垂直避難で大丈夫と判断する人も多いかもしれませんが「2000年6月以前の木造住宅」の場合、柱と基礎を緊結するホールダウンの金物の使用がされていない場合が多くそのため水による浮力が発生して建物自体が流される恐れもおります。垂直避難での対応は困難になりますので避難所への速めの避難が必要になります。

たとえ50㎝しか浸水しなかったたとしても車は、水没し廃車になる可能性があります。高い場所等の浸水しない場所への車の移動を事前に行う事や車両保険等の検討を事前に行っておく方が良いと思います。

地震等に関しては「国土交通省も国土地理院条件地図」等を確認し自宅の土地の成り立ち等を確認する事をお勧めします。土地の成り立ちで埋立地や盛り土地の場合は地震の際は、液状化が起こる可能性が高くなる為、火災保険の地震保険を加入しておくべきだと思います。

「揺れやすい地盤」で検索して頂くと住所や地域名を選択すると、その地域の揺れやすさの目安、地形の種類などが表示されます(防災科学技術研究所「地震ハザードステーション」をもとに作製)。が確認できます。2000年6月以前の木造住宅の建物の方は、ホールダウン金物の設置や壁の配置バランス等がとられていない場合が多いので事前に耐震診断えお受けて、基準値に満たしていない場合は耐震補強工事を行っておいた方が良いでしょう。

避難所に関しては、コロナ禍の為、収容人数は通常の半分程度だと言われています。分散避難場所等は事前に自分で探しておいた方が良いと思います。ホテル・友人、知人の家・親戚の家などを事前にあたっておいて備えておいた方が良いと思います。

今までの防災グッズ等にはコロナ対策のアルコール消毒・体温計・マスク・フェースシールド等のコロナ対策グッズが入っていないケースもありますので事前に確認して準備しておくことをお勧めします。

自宅で在宅避難をする方が多くなると思いますが、食料等は自分で準備しておかなくてはなりません。目安や7日分を目安にしてください。非常用のトイレ等水道・ガス・電気、使用できないことを想定して準備してください。

「災害には自分は会わない」そう思っている方は沢山おられますが災害は会うものだと想定して準備してください。

備えあれば患いなし!。まだまだ台風シーズンも続きますのでどうぞ皆様ご安全にお過ごしください。