12月15日「年末年始のお家の防犯」

皆様、こんにちは!

年末年始頃から「空き巣」が増え、春ごろまで件数が増えていく傾向があります。

そこで今週は「年末年始のお家の防犯」というテーマで送りしました。

■今週の知っとこワード「IPカメラ」でした。

IPカメラとは、ネットワークカメラのことです。

ネットワークカメラとはカメラで撮影した映像をネットワークを利用してパソコンやスマートフォン、タブレット等で見る事が出来るデジタルカメラのことです。今後は家の防犯カメラの主流になると言われています。

又、カメラの付属機能では遠隔操作でLEDライトを点滅したり、音声も出せます。もし自宅に不審者がいた場合声掛けやライトでの威嚇や警察に通報することもできますので長期の旅行などで家を留守にするとき等は非常に便利だと思います。

あるメーカーのIPカメラでは、260万画素で赤外線撮影が可能で暗視状態で10mまで撮影可能、逆光対応、画像ノイズ補正、SDカードで24時間繰り返し録画が可能、スマホ対応、LEDライト付き、有線・無線対応、等の機能がついて価格が9,800円ととてもお安くなっていました。

防犯カメラを取り付けることで防犯効果は確実に上がると私は思います。是非皆さん取り付けてみてはいかがでしょうか。

■本編

今週は住まいの防犯について色々と考えたいと思います。

ラジオ日本の視聴エリアで考えると、空き巣認知件数の多い都道府県ランキングにも入っています。

平成30年の空き巣認知件数第一位が埼玉県で年間4,973件となっています。

2位愛知健4,805件、3位千葉県4,664件、4位東京都4,575件、5位大阪府4,145件、6位神奈川県3,624件となっています。

上記以外の各都道府県でも多くの侵入盗の被害は起こっています。しかしながら多くの被害の方は「まさか家が・・・」と言われる方がほとんどなのも事実です。わたしの考えでは「空き巣被害に合うんだ!」と思って対策をするべきだと思います。

侵入の手口はガラス割りが41.6%で第一位、次いで無締り(鍵のかけ忘れ)が37.6%と2位でこの二つが全体の8割を占めています。

自宅の窓ガラスで死角になる所を確認して、防犯フィルムを貼る、センサーライトを付ける、防犯砂利をまいておく、等の対策を立てておくことが大切だと思います。

又、侵入窃盗犯の留守の確認方法としてはインターフォンで呼ぶが一位で45.7%で一位になっています。犯人は顔を見られることを嫌いますのでインターフォンは録画機能付きがお勧めです。

2位は動きを見張る20.0%になっています。泥棒は行き当たりばったりで闇雲に入っているわけではありません。ちゃんと観察して入っているケースが多いのです。また泥棒が入る家には入られる特徴があります。例えば植栽等ば高く見通しの悪い家・角地の家・公園の近くの家などがあげられます。(理由について長くなりますのでポッドキャストをお聞きになるか市民住まいの防犯防災講座にご参加ください。)3位以下は同率で、電話を掛ける・ガラスに石を投げる・カーテンの閉まり具合・郵便物の溜り具合等があげられます。それぞれに対策は可能ですので事前の対策はやはり行うべきだと思います。

侵入犯が侵入をあきらめる時間は、1位が2分~5分が最も多く51.4%を占めていて3人に2人が5分以内に侵入をあきらめるとなっています。5分以上侵入を阻む対策が必要になってきます。防犯フィルム・補助錠等の対策をお勧めいたします。また防犯フィルムや補助錠はCPマークの表示がある物がお勧めです。CPマークとは侵入に5分以上かかる物に表示が許可されていますので安心です。粗悪品もありますのでCPマークがお勧めです。

市民住まい向上委員会では防犯セミナーを行っております。上記以外の住まいの防犯対策や防犯ブザーの使い方、詐欺などの手口等、財産や命を守るお話等をしておりますので是非、防犯防災講座にご参加ください。

■斎藤千秋の健康キャラバン

今週は「年末年始のダイエット」についてお話して頂きました。(ポッドキャストを是非お聞きください)

■来週は、2019年色々な自然災害が多い年でした「2019年、今年の自然災害」というテーマでお届けします。