豪雨と猛暑日について

最近突然起こる「豪雨」と「猛暑日」の対策についてご紹介しました。

異常気象で、強烈な暑さと豪雨は、密接な関係があります。今年は猛暑が長くつづくと言われていますので、しっかり注意しておかなければなりません。

豪雨と猛暑の関係ですが、今年は9月までの高温予想で、35℃以上の猛暑は50年前の3倍に増えると言われています。

温度が上がると雨は、激しくなりやすいのです。

暑くなると海からの水蒸気量が増えるため、発達した積乱雲が次々と連なる「線状降水帯」が発生しやすくなり大雨が梅雨を中心に増加傾向にあります。地球温暖化の影響も受けていると思われます。

また、6月からの猛暑日は観測史上初ともなっています。

猛暑のリスクについては、健康被害だけではなく社会・経済にも大きく影響します。

熱中症の増加・農作物の品質低下・動植物の分布域の変化です。

熱中症の症状ですが、気温や湿度が高い環境の中で立ちくらみ、筋肉のこむら返り、体に力が入らない、ぐったりする、呼びかけの反応がおかしいい、けいれんがある、まっすぐ走れない、歩けない、体が熱いなどの症状がみられたときは、熱中症が疑われます。

高体温、汗をかいていなくて触ると暑い、ズキンズキンとする頭痛、めまいや吐き気、意識障害がある場合は重症。

気温が低い日でも湿度が高いと熱中症にかかりやすくなるので注意しましょう。

熱中症対策、暑い日には知らず知らずのうちに汗をかき、体内の水分が失われます。マスク生活だと口の中が湿っているので判断が遅れることもあるかもしれません。のどが渇く前からこまめに水分を補給しましょう。

コーヒーや緑茶などのカフェインが多く含まれている飲み物、アルコール類等は利尿作用があるので適しません。

汗をかくと、水分と一緒にミネラルやビタミンも失われます。麦茶などでミネラルも補給する様にしましょう。

スポーツ飲料は、水分とミネラルを同時に補給できますが、糖分が多いのが欠点です、飲み過ぎには注意しましょう。

外出時には、日陰を歩く、帽子や日傘を使うように、家の中では、ブラインドやすだれを利用して直射日光を避け扇風機やエアコンで室温・湿度を調整しましょう。

ウオーキングやランニングなどの運動で汗をかく習慣を身に着けことも大事な予防の一つだそうです。

クラーで猛暑の対策をしていてもコロナ対策の換気も必要です。