熱中症について

5月に真夏日、最高気温が30℃代が続出しました。

今年は、5月から熱中症の緊急搬送が各地で発生しました。

電気代の値上げを政府も了承し、クーラーをつけると電気代が上がってしまうと思う方も多いのではないでしょうか?

熱中症はわかりやすく言いますと、体のバランスが崩れてしまうことだと思います。

高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れたり、体内の調整機能が崩れるなどして発症する障害のことです。

昔は、夏の暑さや炎天下で具合が悪くなったりする状態は、日射病、重症度に応じて熱疲労、熱けいれん、熱射病などと呼ばれていました。

しかし、必ずしも熱が加わる灼熱のような状況でなくても発症することから現在では、熱中症と呼ばれるようになりました。

熱中症の発症場所で最も多いのが自宅などの住居なのです。

2022年に救急搬送された熱中症患者の39.5%を占めており、道路16.6%、屋外11.8%を大きく上回っています。

熱中症による年間の死者数は、2000年代まで全国で500人を超えることはほとんどなかったそうですが、

2018年2020年は、1500人を上回ったそうです。

今年は、猛暑が予想されますので、自宅で暑いと感じたらクーラーなどの利用をお勧めいたします。