安心R住宅

皆様、こんにちは!

今回は「安心R住宅」をご紹介したいと思います。

国土交通省が、中古住宅の流通促進に向けて、「不安」「汚い」「分からない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナス一メージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できる環境に整備を図るため、「安心R住宅」制度(特定既存住宅情報提供事業者団体登録制度)を創設しました。

「R]とは再利用、リユース「Reuse」改装、リフォーム「Renovation」のかしら文字を取ったものです。

安心R住宅の特徴は、大きく分けると3つあります。

1,基礎的な品質があり「安心」、基礎的な品質とは耐震基準に適合しているかどうか、インスペクション(建物状況調査)の結果、既存住宅売買瑕疵保険の調査に適合しているかどうかです。

2,リフォーム工事が実施されていて「きれい」、リフォーム工事によって従来の既存住宅の「汚い」イメージが払拭されているか、外装、主たる内装、水回りの現況の写真がある。現況の写真のイメージとしては、既存住宅だけどきれい・広告等で写真を見て、実施済みのリフォーム工事の内容等が確認でき、これからリフォーム工事にかかる費用やリフォーム工事後のイメージが解る等です。

3、情報が開示されていて「わかりやすい」、広告時に設計図書、点検記録など物件選びに役立つ情報の保管状況が示され、さらに商談時に仲介業者へ依頼すると詳細な情報が開示されるということです。

例えば、今までに実施した点検や修繕の内容が解「るいえかるて」などや保険・保証がつくが解ることです。

現在、日本には850万戸を超える空き家が存在しますし、地球環境問題やCO2の削減等を考慮してスクラップアンドビルドをやめ

良いものを長く使用するストック型の住宅の考えに移行しています。

「安心R住宅」の制度や「いえかるて」の普及などが活発することで中古住宅の流通が進み空き家の利用が増えていくことを期待したいと思っています。