2019年6月23日「自宅の夏対策」

もうすぐ7月。自分の衣替えは終わっているのに「自宅の夏対策」をしていない方が多いのでは?。

今週は、自宅の夏対策についてお話したいと思います。

まず今週の「知っとこワード」は、「ハニカムブラインド」でした。

ハニカムブラインドとは、蜂の巣の断面のようなブラインドでハニカム構造で空気層を作ることができるので断熱効果が上がるブラインドです。(写真を載せることが出来ませんので調べてみてください。)

■猛暑対策

屋根、外壁の塗装工事を行うのであれば、遮熱塗料を使用すると良いでしょう。

外部表面温度が20℃~30℃下がり部屋の中の温度では2℃~3℃下がります。

但し、各塗料メーカーによって低下する温度、金額等、違いますので数社比べるのが良いでしょう。

また、東京23区では、高遮熱・断熱塗装の工事に補助金、助成金制度がありますのでチェックしてみてください。

屋根をガルバリウム鋼板にリフォームされる方は鉄板の下に断熱材を施した商品のほうがお勧めです。

■豪雨対策

マンション3階でも浸水する可能性があります。枯葉やビニールのごみ等が排水口(ドレン)にたまっていると水はけが悪くなりベランダが雨水でプール化し部屋の中に浸水することもあるのです。

又、マンション等の場合は自分のベランダに排水口がない場合もありますのでマンション全体で考え対策する必要があります。

■虫対策

最近、ニュースで時々見かけるのが「マダニ」です。小さくて噛まれると大変なことになる場合がある存在、それがマダニです。

マダニに噛まれると腫れ・かゆみ・痛みなどを引き起こすだけでなく、体調不良・下痢・血尿、重症化すると感染症を引き起こし最悪の場合は死に至る場合もあります。

マダニの生息場所は、主に山間部ですが近所の茂みや畑、裏庭などにも生息していますし、ペットの犬にも寄生することもあります。山ではないからと油断せず注意が必要です。

対策としては、草むらや茂み等に入る時は、肌の露出を少なくするのがポイントです。首にタオルを巻く、ハイネックを着用するシャツの裾はズボンの中に入れる。ズボンのすそを靴下でかぶせる。上着や作業着は家の中に持ち込む際にはマダニがついていないか確認する。野外活動の後は、シャワーや入浴でマダニが付いていないかチェックしましょう。

もしマダニが付いていて吸血中だったら、むりに取り除こうとせず医療機関で処置を受けるようにしてください。吸血中のマダニを無理に取り除こうとするとマダニの口器が皮膚の中に残り化膿することがあります。

■臭い、カビ対策

カビが発生しやすい場所に浴室があります。

浴室のカビ対策としては、お風呂から上がる際、浴室の壁を水で洗い流すと効果的です。温度が下がることで飽和水蒸気量が少なくなるため湿気が少なくなります。また、ゴムの水切等で水きりし、窓を少し開けておくのも有効です。水切は100円ショップ等に売っています。窓は寝る前には必ず閉めてめて鍵をかけて就寝してください(防犯対策)。

部屋の中で風通しが悪い天気が悪く部屋の換気が出来ないときには、扇風機やサーキュレーターを使うだけでもカビ対策になります。除湿器と一緒に使うとカビ対策の効果が上がります。