2019年7月21日「お盆の車のトラブル回避術」

お盆の帰省などを家族で計画を立て始めている頃だと思いますが、毎年お盆の高速道路の渋滞情報を見ると大変だなと思います。

今週は、「お盆の車のトラブル回避術」というテーマでお話致しました。

■知っとこワード

今週の知っとこワードは「ドラレコ」でした。

ドライブレコーダーを略した呼び方です。ドライブレコーダーの主な機能は、運転中の画像・映像を記録することですが一般的には2つの記録タイプがあります。

●常時録画タイプ

車両の動作に関係なく連続して映像を記録するタイプやエンジンをかけると自動的に録画を開始するタイプがあり常に新しい映像を記録し続けることが出来ます。

●イベント記録タイプ(衝撃感知・任意録画)

イベント記録タイプは、車に衝撃が加わった時(事故・急ブレーキ)等自動的に映像を記録するタイプで衝撃5秒前から等を記録しその他は自動削除され常に新しい映像を撮り続けていくタイプです。

最近では、上記の両方の機能を兼ね備えた「ハイブリッドタイプ」もあるそうです。

■お盆の車のトラブル回避術

2012年のデーターで少し古いのですが、8月12~16日のお盆の期間にJAFの出動回数が3563件。1日700件以上の通常の2倍。渋滞の中、さらにトラブルで渋滞をさらに大きくし、イライラしている経験はありませんか?

追突事故などのイメージも大きいかもしれませんが、上位はバッテリー上がりがでキーのとじ込み、タイヤのバースト、落輪などです。

一位のバッテリー上がりですが以前はライトの消し忘れ等のうっかりミスが多かったのですが、最近のバッテリー上がりの原因はアイドリングストップ付きの車がが増えたことにあります。バッテリーの寿命は一般的に2~3年が目安で走行距離が短いとバッテリーの寿命も短くなると言われています。アイドリングストップ機能が無し、有りで比べてみると

アイドリングストップ 無し 保証 5年又は5万㎞

アイドリングストップ 有り 保証 18か月又は3万㎞

アイドリングストップ有りの車だとかなりバッテーリーの寿命が短くなるのです。また長期車に乗らない場合、カーナビの記憶装置や時計、自然放電が進み最終的にバッテリー上がりの原因となったりします。

渋滞時エアコン、ブレーキなどでバッテリーを酷使し、エンジンも常にアイドリング状態だと充電しませんので注意が必要です。

■お盆前にしてほしいこと

・ガソリンスタンドで冷却水・空気圧のチェック

・タイヤチェック(空気圧・溝の有無)

・スペアーキーやリモコンキーの予備電池の準備

・ガソリンをしっかり入れておく

■健康キャラバン

今週は「頭痛」について色々と教えてくれました。

■次週の放送

来週は本格的夏に備えて「窓・屋根を考える」というテーマでお届けします。