2019年9月15日「住まいのトラブルバスター横浜防災フェア2019公開収録」

住まいのトラブルバスターの公開収録を行いました。

会場での知っとこワードは「118」の数字についてお話しました。

警察は110番、救急車・消防は119番・118番は海上における事件事故の緊急通報用の電話番号です。

海上保安庁が2005年5月から運営しています。海難人身事故に遭遇した又は目撃した、不審な船を見た、油の排出を発見した等を通報する電話番号です。見に来て下さった会場の皆様に番組の知っとこワードのコーナーを楽しんで頂きました。

そして、今回のゲストは、プロレスラーであり一般社団法人ニューワールドアワーズスポーツ救命協会の代表である蝶野正洋さんにお越し頂きました。

以前この番組の取材も受けて頂きありがとうございました。蝶野さんは色々な立場で啓発活動を行われていて「公益財団法人日本消防協会消防応援団」のメンバーや「一般社団法人日本AED財団AED大使」等々他にも色々多数活動を行っておられます。

前回は、AEDの大切さや救命救急のお話をお聞きしました。今回は蝶野さんが代表を務めておられます「一般社団法人ニューワールドアワーズスポーツ救命協会とは、どのような活動をしておられるのか?協会を作るきっかけ等をお聞きしました。

一般社団法人ニューワルドアワーズスポーツ救命協会では消防を中心に救命救急・AEDの啓発活動を行っておられるそうです。日本は、AEDの数は多く人口密度に対しては世界一だそうです。そのAEDを使える人をもっと多くしましょうということだったのですが実際はなかなか広まらないという現状があったそうです。2010年、蝶野さんが東京消防庁の方で救命救急の講習を受けた時にそのような話があり、それならばお手伝いしましょうかということでスタートしたそうです。

また、地域防災ということで、東日本大震災のあと消防関係の方から消防団という方たちがいらっしゃる、きょうもブースを出されている自衛隊・消防・警察、という方たちが地域防災というところに皆さん一生懸命やられていますが、なかなかそれが伝わらないということで、横浜でも湾岸部、山の所、川があるところ等、各地域で違います。各地域で避難の仕方も違いがあるのですがなかなか皆さん勉強されないということで大きな災害があった時に被害が拡大する、そういった災害の時にどのような行動をするか等を含めた啓発活動だそうです。

会場で「AEDの設置場所を確認したことがありますか?」との常世さんの質問がありましたが、ほとんどの人が知らないのが現状でした。このことに関しても蝶野さんさらAEDの使い方等のお話をして頂きました。蝶野さんはおっしゃられます「救命の大切さは声をかける勇気です」と、救急車が来るまで全国平均8分掛かるそうです、その間の処置がとても大切なんです・・・と。

消防団についても教えて頂きました。以前は男性の隊員ばかりでしたが最近は、女性の隊員さんも増えてきているそうです。AEDの啓発活動は女性の隊員さんが多いそうです。

防災も救命も知識を持っておくのが大切だと言っておられました、最後に「自助が大切です、自分の身は自分で守るしかないのです。自分の身を守れないと人を助けることは出来ません。是非、興味・関心を持ってください」とのことでした。

市民住まい向上委員会でも、防災講座でハザードマップの見方や災害時の行動のとり方等をお話しています。是非、皆様もご参加下さればきっと役に立つと思います。

■斎藤千秋の健康キャラバンは、体の疲れを取る食べ物ビタミンB1を取るメニューについてお話頂きました。

きょうの一言は、本日は私バスター矢野が担当しました「踏み出す勇気は知識から」蝶野さんがおっしゃっていたように、やはり踏み出す勇気を持つためには、知るべきところを知らないと声もかけれないということがよく今日はわかりました。特に常世さんのAED体験を見ていまして体験、勉強すること、知識を得ることは大切なことだと思いました。

市民住まい向上委員会では、防犯・防災・減災、等の講座やお話を頂ければ町内会・自治会等でお話をさせて頂いております。是非市民住まいのホームページからお申込み、お問い合わせ頂き活用して頂ければと思います。

皆様の地域の共助力の向上にお役に立てれば幸いです。